2019_クアラルンプール1:シェラトンインペリアル周辺のおすすめスポット
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シェラトン・インペリアルホテル周辺はマレー系のエリアにあるので散策も楽しいエリアです。ホテルで過ごすのももちろん楽しいとは思いますが、周辺のおすすめスポットもいくつか紹介いたします。
プラナカン料理のLimapulo
シェラトンすぐ横のThe Rowは古いショップハウスを改装した建物で、レストランやカフェなどが入った流行りのエリアだそうです。
そのthe Rowの一角にあるのがプラナカン料理のリマプロです。
プラナカンは、15世紀ごろからマレー半島に移住した中国人移民の末裔で、現地のマレー人と結婚したことにより華人とはまた異なる独自のハイブリッドな文化を築いたコミュニティのこと。女性をニョニャ、男性をババと呼びます。なのでニョニャ料理などとよく言いますが、総称するとプラナカン料理ということになります。
このお店、リマプロは正式にはLimapulo Baba Can Cookという名前ですが、これはプラナカン料理といえばニョニャ料理と称されますが、男だって料理できるよ!という新しいジェンダー表象によるものなのでしょうね。
プラナカン料理はマレー料理と中国料理のハイブリッドと言われますが、味わいはどちらかというとマレー料理に近い感じです。
店内は外国人観光客とKL在住外国人で賑わっています。
私が食べたのはニョニャラクサ。
うーん、ニョニャラクサはチャイナタウンのOld China Cafeのほうが美味しいかな。
プラナカン料理の定番アペタイザー、パイティも注文。
パイティはサクサクのパイ生地に切り干し大根とエビを入れた一口サイズの前菜です。ここのパイティは切り干し大根にしっかり味が染みていて美味しかったです。
Limapulo: Baba Can Cook
50 Jalan Doraisamy Chow Kit, 50300 Kuala Lumpur
Sheraton Imperial KL, along the Asian Heritage Row
営業時間:11:30〜14:30, 18:00〜22:00
建記 辣椒板麺(レストラン・キンキン)
お次はKLの駐在さんも大好きなキンキンの板麺です。シェラトンからは少し距離がありますが、チョウキットまでのお散歩とセットで行くとちょうど良いと思います。
周りには似たような板麺のお店がありますが、いつも混んでいるのはここ。お間違えないように!
ポーチドエッグ付きのドライ板麺、RM8.00(約210円)。
うーーん、食べてみて、私はいわゆる普通の板麺が好きだなと思いました。
板麺はikan bilisというカリカリに揚げた煮干し、椎茸、手打ちの幅広麺が定番なのですが、ここは椎茸は入っていなかったような。麺はその場で製麺していましたが、少し丸みのある麺で、平打ちが好きな私の好みとはちと違いました。
お店で気ぜわしく働いているのはミャンマーから来たと思しき若い男女。老板はどかっと座ってお会計だけ担当しています。老板、感じの良いおじさんでした。
Restaurant Kin Kin
40 Jalan Dewan Sultan Sulaiman Kampung Baru 50300 Kuala Lumpur
営業時間:6:00〜18:30
チョウキット市場(Pasar Chow Kit)
この辺りはマレー系が多いエリアなので、チョウキット市場はマレー系のウェットマーケットになっています。
マレー系中心の市場なので当然豚肉の販売はありません。
市場を通り過ぎた突き当たりにはMasjid Jamek Kampung Bahruがあります。
この辺りはドリアンチェンドルやナシルマの美味しい屋台も出ているので散歩がてらおやつを食べるのも良いかもしれません。
都市の中にぽっかり残ったカンポン(村)。いつかここもなくなってしまうかもしれないけれど、人びとの暮らしが感じられるこのエリア、大好きです。
なお、安全にはなってきておりますが、まだバイクによるひったくり強盗などもあるようなので、このエリアの(ここに限りませんが)散策は十分にお気をつけください。
Common Grind
さて、ホテル横のThe Rowでコーヒー休憩。
とても居心地の良いおしゃれなカフェです。
こういう場所がすぐそばにあるとホテルのラウンジで(美味しくない)コーヒーを飲むよりも外に出かけたくなってしまうというものよ。
フラットホワイトを飲みました。
Common Grind
42 Jalan Doraisamy Chow Kit, 50300 Kuala Lumpur
営業時間:7:30〜21:00(平日)土 9:30〜20:00、日 9:30〜19:00